製造工程表

STEP01献立作成

腎臓病食、糖尿病食など、それぞれに決められた栄養価になるように献立を作成しています。この容器に見栄え良く入るように、主菜と3種類の副菜の容器の大きさに合わせて食材の分量を決めています。
一つの料理に何種類かの食材が入る場合は、出来上がった時に見栄えが良くなるように切り方を選んでます。全ての料理を盛付けた時の彩りを頭に浮かべながら、食材選びをしています。
献立表の備考には、仕込み、調理、盛付けとそれぞれの工程で留意する点を細かく指示しています。

STEP02発注

食材ごとに決められた分量を、食数を基に計算して各商社様に発注します。
肉専門店、魚屋、八百屋、カット野菜や調味料、冷凍野菜、加工食品等を各専門の商社様に発注しています。

STEP03食材の荷受け

発注した食材や切り方(乱切り、短冊、スライス等)が正しく入ってきているか、数量が正しいかを検品しながら荷受けしてます。
冷凍品、冷蔵品、それぞれが正しい温度帯で納品されているか。異物混入や腐敗、袋の破れがないか。を確認致します。

STEP04食材の用意

食材ごとに決められた分量を、先入れ先出しで用意する。食材ごとの賞味期限が過ぎていないかを確認する。

STEP05

1人あたりの数が決まっている乱切りの大根や人参などを食数に合わせて数える。

STEP06下茹でする。

特に根菜は、芯が残ってないかを気をつけて見ています。牛肉、豚肉、鶏肉を下茹でしてアクを取り除いています。

STEP07食種ごとの仕分け

腎臓病食、糖尿病食など、食種ごとにバットを分けて食材を入れてます。それぞれのバットには、食種を明記した名札を貼っています。

STEP08調理する。

調味料は、献立表を見ながら1g単位で正確に計量しています。

・炒め物は、葉物の食感を残すように炒める順番と時間に気をつける。

・煮物は、火の通りにくい順に煮込んでいく。

・焼き物は、スチームコンベクションで焼き加減を見ながら焼く。

・炒め物、煮物、焼き物、揚げ物など火を入れる調理は、食材の中心温度を測定して食中毒を予防しています。二枚貝(あさり、帆立、かき等)の衛生基準がノロウィルス対策で厳しくなったので、その基準に合わせて測定、記録を残しています。

・まな板、包丁を始め調理器具は、アルコール消毒して交差汚染を予防しています。

STEP09ブラストチラーで冷却する。

雑菌が繁殖しやすい温度帯を速やかに通過させるために、料理が出来上がり次第ブラストチラーで冷却します。

STEP10冷蔵庫で保管する。

ブラストチラーで冷却された料理を、雑菌が繁殖しやすい常温に戻さないように速やかに冷蔵庫に入れて保管しています。

STEP11盛付ける。

両手にエンボス手袋をはめて、皮膚についている黄色ブドウ球菌などを料理に付けないように衛生的に盛付けています。料理を長く常温にさらさないように気をつけています。食種ごとに分かれている献立表に明記された分量通りに、量りを使用して盛付けています。
見栄え良く盛付けられるように、料理によって、横レードルやディッシャーなどの調理器具を使用して盛付けています。

STEP12検品する。

献立通りの分量が入っているか、異物が入っていないか、容器のふちに煮汁がついてないかなどをチェックします。

STEP13全自動シーラーをかける。

料理を衛生的に冷凍保管するために、全自動シーラーでパックします。

STEP14商品ラベル、動物シールを貼る。

各食事に、栄養成分、原材料名、食品添加物、アレルギー食材が明記された商品ラベルを貼っています。
主菜の食材がひと目でわかるように、牛肉、豚肉、鶏肉、魚の4種類のシールを貼っています。卵料理、豆腐料理、えび、いか、貝類、野菜を中心にした料理にはシールを貼っていません。

STEP15冷凍保管

-20℃以下の冷凍倉庫で保管して、美味しさを閉じ込めると同時に衛生的に保管してます。

STEP16梱包作業

お客様のご希望の食種、お好み、食数に合わせて梱包作業をしています。お客様のご連絡先が明記された伝票を、お荷物に貼っています。

STEP17発送

クロネコヤマト様のクール宅急便で、お客様のお手元まで届けております。

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