糖尿病食のアドバイス

食事療法のアドバイス
糖尿病とは?

糖尿病は、インスリンの作用不足で起こる代謝障害の疾病です。成人の7人に1人が糖尿病(糖尿病予備軍も含む)患者といわれてます。遺伝的要素が大きく食糧事情や運動不足、ストレスなどの環境要因が関与して発症すると考えられてます。
食生活の面では、動物性脂肪、油脂類、砂糖や果物などの糖分の摂取量が増加し、穀類、豆類、芋類などが減少したことが糖尿病を発症させるひとつの要因になってます。

お薦めの食事メニュー
3つのポイント
適正なエネルギー量を摂る
1日に必要なエネルギー量は、その人の体型や活動量によって異なります。
しかし、余分なカロリーを摂りすぎると、体内に脂肪となって貯えられ肥満を招きます。
つまり、エネルギーは摂りすぎても不足しすぎても健康や活動力に影響を与えるので、それぞれに適したエネルギー量を摂取しましょう。 
バランスの取れた食事を心掛ける
炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質は、私たちの活力の源になる大切な栄養素です。
これらを体内に取り込んだり、からだの働きを円滑におこなうためにはビタミン、ミネラルが欠かせません。 これらの必須栄養素も適正に摂取するよう心掛けましょう。
規則正しく食べる
食事の時間が不規則だったり回数が減ると、体内に脂肪を貯えようとする働きが強くなります。
また、「まとめ食い」はインスリンの必要量を増やす原因になりますので禁物です。
最近、朝食を抜く人が多いようですが、1日の活動の源となる食事です。 朝食・昼食・夕食は規則正しく摂りましょう。
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